今回でブログを始めて4回目の投稿。
毎回、色々な方々に訪問、コメント、拍手を頂きありがとうございます。
また、リンクを貼って頂いたブログ主様やお店の方々に感謝いたします。
それでは早速、前回の続き。
小便器の傍で床に転がし、拾ったペットボトルに入れた水を浴びせ、洗い流したが全く綺麗になっていない。
見ての通り、お世辞にも綺麗になったとは言い難い状態。
そもそも、公衆便所の床に転がってる便器女を綺麗に洗い流すという事自体が無理な話だが。。。
此処までしたからには、とりあえず背中も洗い流すことにした。
「前はもういい。背中を向けろ。」
洗い流し易い様、背中を向けるように指示をする。
視界を奪われた女便器は手探りで小便器を探し出し、その小便器をしっかりと掴み支えにして、のそのそとこちらに背中を向け始める。
漸く、四つん這い状態になった女便器だが、両手を小便器に這わし何かをしきりに探している。
一体何を試みようとしているのか?
さっさと水を浴びせ、洗い流してしまおうと思ったのだが、面白いので暫く眺めていた。
どうやら探っている場所から察するに、排水溝の蓋を探している様だ。
やっと小便器の排水溝蓋を探り当てた便器は、排水溝蓋に顔をつけ大の字になりうつ伏せに寝転がった。
(洗った意味がないだろ。。。)
失笑しながらそう思ったが、その格好が面白かった為その状態で放置することにした。
この辺りから女便器の様子に変化が見えてきた。
「楽しそうにしろ!」と怒鳴らなくても、口元は緩み涎を垂らしている。
とても楽しそうだ。
何も言わなくてもVサインを欠かさない。
そして、口元だけではなく全ての穴を緩ませる。
女便器の清掃を済ましたわたしたちは、本日遊ばせて頂いた公衆便所に感謝を込め床を洗い流した。
その間、邪魔扱いされた女便器は小便器の隣に並び違和感なく座っていた。
便器女と小便器をうっかりと間違えてしまう程に。
公衆便所へのお礼の掃除も終わり、わたしたちは近くの自販機でコーヒータイム。
「わたしたちが戻ってくるまで、此処で楽しそうに待っていろ。」
「誰が来ても、便器としてすることは理解しているな?」
戻るまで小便器の脇で楽しそうに待っている様に、使いたい人が来た場合は便器としての役目を果たす様に命じ、わたしたちはその場を立ち去った。
そして・・・
15分ほど放置し、公衆便所に戻ってみると。
本当に嬉しそうに体育座りで待つ女便器。
うん。いい表情だ。
今日も楽しい一日だった。